沙耶の唄



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ゲーム未プレイの方はご注意ください。
このレビューにはかなりグロい画像が含まれています。
グロい画像が苦手な人は見ないことをオススメします。

タイトル画面。綺麗でセンスあると思います


ストーリー
★★★★★
グラフィック★★★★★
音楽
★★★★★
操作性
★★★☆☆
面白さ
★★★★☆
最終評価
★★★★☆




沙耶の唄ニトロプラスが発売したPC用18禁ゲームです。

いわゆるエロゲーですがエロよりグロを押し出した珍しい作品と言えます。

ジャンルはサスペンスホラーアドベンチャーゲーム

……なのですがプレイしたファンからは純愛アドベンチャーゲームと言われています。

実際僕もそう思います。

キャッチコピーも「それは、世界を侵す恋。」ですしね。




ストーリーは素晴らしいです。

医大生である主人公、匂坂 郁紀(さきさか ふみのり)は交通事故にあってしまいます。

そこからが地獄の始まり。

手術の後遺症で今までは普通だった風景も、



自宅の台所。こんなの見たら発狂すると思う




このように内臓をぶち撒けたような見た目に変貌し、生物は、



粘液垂れ流しです   最初文字化けしたのかと思ったw


このような醜悪な怪物に見えるようになってしまいます。

匂いや音も全て不快に聞こえるようになり他人に対して心を閉ざしていくようになります。

そんな常人なら発狂しそうな状況で郁紀が耐えられたのは唯一この世界でまともに見える沙耶の存在があったからです。



沙耶。周りはグロテスクな中彼女だけ普通でした




沙耶の存在だけが郁紀の心の支えでした。

やがて郁紀は沙耶を愛すようになり、沙耶も郁紀を愛するようになります。

何故沙耶だけが普通に見えるのか、その答えを知った時郁紀の運命が決まるのでした。


てことでまたキャラ紹介の方で詳しく載せようと思います。

郁紀の心理描写等も素晴らしいですし、結末も好きなものばかりです。泣けるものばかりでしたし。

ただ欲を言えば、完全なハッピーエンドも欲しかったなーって(^_^;)



グラフィックも素晴らしいです。

18禁でなければ表現できないようなおどろおどろしいグラフィック。

内臓のような風景も上記の物だけでなく、かなりの数があります。

見た目のホラー効果は抜群!

ダメな人はマジで買わない方が良いと思いますがw

キャラのグラフィックも良いと思います。

てことで評価は満点で( ´∀`)



音楽もこれまた素晴らしい。褒めすぎな気もするけどw

悲しげな曲から怖い曲、そしていとうかなこさんの歌う挿入歌&EDテーマ「沙耶の唄」、EDテーマ「ガラスのくつ」等、雰囲気に合った物が揃っています。

余談ですが沙耶の唄自体昨日買ったのにサントラもAmazonで注文してしまいましたw

声優さんの演技も素晴らしく、特に郁紀役の氷河流さんの演技は流石緑○光さんだなー、と思いました。



苦しむ沙耶を抱きかかえる郁紀。彼女の命は……  郁紀対耕司。かつての親友同士です  全ての元凶である奥涯教授。しかしプレイヤーで彼を責められた人はいないと思う


操作性は気になる点がありまして、シーン回想モードが無いのですよ。

エンディングなど何度も見たくなるものなので回想モードが無いのは不親切だなーと思いました。

あとウチだけかも知れませんが終了してから画面が消えるまで多少時間がかかります。



面白さなんですが、これまで語ってきたようにもちろん面白いんですよ。

ですが問題が一つありまして……

非常に短いです。

選択肢も2つしかありませんし、エンディング数も3つのみ。

二日、というか時間にして10時間もかからず全ルート踏破してしまいました(´д`;)

ただ、これに関しては普通のエロゲーが8000円ぐらいするのに対して沙耶の唄は4000円ほどで発売されたかららしいのです。

PSなどで言うSIMPLEシリーズみたいなものなのですよ。

それに今はベスト版も出ていて(僕の買ったのはこれの中古)新品3000円未満で買えます。

それを考えるとこの短さは……それでももうちょっと欲しかったなぁ(´・ω・`)

余談ですが新品探していたのですが見つからず、やむなく中古で購入しました(^_^;)

面白そうな物は「新品で買って良かったー!」ってしたいんですがw



ということで最終評価はシーン回想モードが無い、短いを考慮して★4つで。

買って1日で評価するのもあれですが1日でクリアしちゃったからなぁw

まあそれだけ面白かったってことで。

しかしなんかニトロプラスゲーハマっちゃったなぁ。

デモンベインとか鬼哭街とかやってみるか?

ちなみに沙耶の唄は今話題のSteins;Gate(これもニトロプラス)が見つからなくて代わり、では無いけどそんな感じで買ったら当たりだったという経緯がw




PICKUP キャラ  匂坂  郁紀     郁紀君。まともに見えますが……  包丁で隣人を切り裂く郁紀

主人公。名前の読みは「さきさか ふみのり」。多分デスノートみたいに実際に無いような名前にしたんだと思う。

全てが狂って見えていたようなのに水(風呂に入ったりしてる)や文字はどうしてたんだろう?

空ですらおかしく見えていたみたいだし。

交通事故にあってから人生が狂ってしまう。

彼が発狂しなかった理由の1つに初めは失明していたというものがある。

どういうことかと言うと全く目が見えて無い内に事故の話を聞き、後遺症などの整理が頭の中で出来ていた。

それでも目が治ったときには随分取り乱したようで落ち着くまでベッドに縛り付けられていた。

そして段々耳や鼻、触覚、味覚などもおかしくなっていき自殺を決意した日に沙耶と会う。

退院して沙耶と暮らすようになった郁紀はある事件にあい、沙耶の秘密を知ってしまう。

それからが彼の狂気の始まりで自分達を守るために親友の耕司を殺そうとしたり、隠れ家探しに奔走する。

事故にあうまでは善良な青年だったようで友人であった瑤に告白されたりもしていた。

全て沙耶のために行動し、沙耶を守るためなら自分が犠牲になる事も厭わない、かなり漢な性格である。

ついでに自分だけじゃなく、沙耶のためなら親友だろうが世界だろうが相手に戦う覚悟がある。

そういった事から人気のあるキャラのようで、「○○は俺の嫁」と言われるのが常識なネット上で「沙耶は郁紀の嫁」と言われたりする。

彼の五感が元に戻るエンディングでは沙耶に対する深い愛情を見ることが出来る。

ついでにトゥルーエンド(と思われるもの)では最終的にどうなったんだろうか?



PICKUP キャラ  沙耶     少女のような外観でどこか非人間じみた沙耶  郁紀に子供を残しこの世を去る沙耶

このゲームのヒロイン。どうやってもBADEND。ただ沙耶は死ぬが郁紀が救われるエンディングも。

郁紀にとっておかしくなってしまった世界で唯一まともに見える少女。

その正体は郁紀たちと違う世界、異なる次元からきた生物。

本当の姿は見た人間が発狂してしまうような恐ろしい姿である。

どうも地球を住みやすいように作り変え、侵略するために送り込まれたらしいが沙耶にその記憶はなく、

また沙耶自身もその生物内ではイレギュラーであったらしく、沙耶にその気は無かった。

奥涯教授にこの世界に召喚されたあと教授に色々な事を教えてもらい、様々な知識を得る。

ちなみに知能は極端に高く、人間程度とは比べる事も出来ない。

奥涯教授は沙耶を逃がした後、追っ手がかかって沙耶が見つかるのを防ぐため自害する。

教授は沙耶の事を娘のように思っており沙耶もパパと呼んでいた。

しかし常人なら発狂するような沙耶の姿を見て、何故教授が発狂しなかったのかは最後まで謎であった。

教授の下を離れた沙耶は病院に住み着き、主食である動物の肉や人間の移植用の臓器等を食べ暮らしていた。

そしてたまに入院患者の前に現れ脅かして楽しんでいたのだが、そこで自分を見ても驚かない郁紀に出会う。

郁紀に興味を持った沙耶は郁紀と逢瀬を重ね、一緒に暮らすようになる。

それまで孤独だった沙耶は同じく孤独だった郁紀と惹かれあい、恋に落ちていく。


「そんな風に、タンポポの種が心を決めるとしたら、どんな時だと思う?」

「それはね、その砂漠に、たった一人だけでも花を愛してくれる人がいるって知った時」



やがて郁紀に正体を知られた沙耶は、郁紀にある選択を迫る……

五感を治したいかどうか、それを聞いた郁紀は……

というのが大筋のストーリーです。

選択肢次第で分岐しますが、


「郁紀の五感が治るが殺人容疑で逮捕→事情を話すが精神病院に入れられる→沙耶を愛していると告げ(郁紀に本当の姿を見られたくないため沙耶の方から)別れる」エンド。

「液体窒素で固められショットガンでバラバラにされる沙耶→郁紀がそれを見てショックで自害→バラバラになった沙耶も郁紀の側まで這っていって死亡」
エンド。

「邪魔者を片付けるも陣痛が始まる→子供を残し郁紀のために世界を(普通の人から見たら)異常な世界に作り変え死亡」
エンド。


と救われないものばかりになっています。

まあ本当に救われないのは真ん中のエンディングぐらいか。

多分下がトゥルーエンドですが、死んでないだけ上が一番マシと言えなくもないような……

一番好きなのは真ん中ですがw

耕司に鉄パイプを突き刺されながらも最後まで郁紀の側にいようとした沙耶がいじらしくて泣けました。

ちなみに基本的に郁紀以外の人間は食料としか思っていないみたいで、「狩ってこよう」とか平気で言ってたりします。

そんなせいか某動画サイトで「沙耶!俺だ!食ってくれ!」といったコメントが流れる事もwww



PICKUP キャラ  戸尾  耕司     性格も顔も男前  ファンに人気のある1枚www

郁紀の元親友。報われなさ過ぎる悲劇の人。「とのお こうじ」と読む。

面倒見のよい性格で郁紀、耕司、後述の瑤、青海のリーダー格。

郁紀がおかしくなってしまってから親友に何があったのか調べまわる。

結果裏切られ井戸に落とされたりルートによっては殺し合いを演じる事になる。

郁紀と敵対する事になったり、恋人である青海の末路を知った時涙する。

最終的にトゥルーエンドでは郁紀を傷つけられて怒った沙耶に食われる。

沙耶、郁紀を殺したルートでも幻覚、幻聴に悩まされ、精神崩壊一歩手前まで追い込まれている。

自殺用と思われる銃と弾を1発だけ購入していたことから生き延びた可能性も低いと思われる。

実は僕の一番好きなキャラ。カッコ良すぎですよ。



PICKUP キャラ  津久葉  瑤     べっぴんねーちゃん

郁紀の友人グループの一人で青海の親友。「つくば よう」と読む。

郁紀のことが好きで告白するも返事は保留。

事故後の郁紀に壮絶に振られる。

郁紀との関係に嫉妬した沙耶に呼び出され、沙耶と同じ姿にされ更にはペットにされてしまう。

その際激しい苦痛を伴い精神崩壊した。

耕司が助けにきた際、恐らく沙耶に自我を無理やり戻され、苦痛のため耕司に「殺してくれ」と頼む。

その恐ろしい外見を見て発狂しかけた耕司が銃を4発撃ち込むも死ねず余計苦しむ事に。

そのまま鉄パイプで刺し殺されるが、それは耕司の瑤を助けたいというわけではなく、恐怖から逃れたい一心からの行動であった。

銃弾を撃ち込まれた時の「イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ」という声優さんの迫真の演技が超怖かった((((;゚д゚)))

瑤自体には全く落ち度の無いこのゲーム一可哀相な人。



PICKUP キャラ  高畠  青海     手前のおねーちゃん  死ぬ寸前に見たものは……

耕司の恋人で瑤の親友。「たかはた おうみ」と読む。

正義感の強い性格で瑤を酷い言い方で振った郁紀を咎める為に郁紀の家へ。

しかし変わり果てた郁紀の家を見てしまった青海は沙耶に食い殺される。

そして沙耶と人肉を食べれるようになった(というかそれ以外食べれない)郁紀の保存食にされる。

重要そうでほとんど出番の無かった悲劇の人。



2009年12月1日



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